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            関連当事者取引:企業の透明性とガバナンスの視点から

             企業活動において、関連当事者取引(Related Party Transactions, RPT)は、企業のガバナンスや透明性において重要な役割を果たします。関連当事者取引とは、企業とその役員、従業員、親会社、子会社、その他関連する個人や法人との間で行われる取引を指します。このコラムでは、関連当事者取引の意義、リスク、そしてガバナンスの観点からの対策について説明します。

            関連当事者取引の意義

             関連当事者取引は、企業活動において避けられない一部です。例えば、親会社と子会社間の取引や、取締役が経営する別の企業との取引などが該当します。これらの取引は、資源の効率的な活用やシナジーの創出に寄与することがあります。しかし、適切な管理が行われない場合、不正行為や利益相反が発生するリスクも伴います。

            ここで重要なことは、関連当事者との取引が全くもっていけないということを言っているわけではなく、不正やその他の株主に対して損失を与えてはならないということです。

            関連当事者取引のリスク

            関連当事者取引にはいくつかのリスクが存在します。主なリスクとして以下が挙げられます。

            • 利益相反のリスク

             関連当事者が自己の利益を優先し、企業全体の利益を損なう可能性があります。これは特に、取締役や上級管理職が関与する取引において顕著です。

            • 不透明性のリスク

             適切な開示が行われない場合、投資家やステークホルダーに対する説明責任を果たせなくなり、信頼を失う可能性があります。透明性の欠如は、企業の評判や市場価値に悪影響を及ぼします。

            • 不正行為のリスク

             関連当事者取引が不正の温床となり、企業の財務状況を不当に操作することがあります。これは、企業の長期的な健全性に重大な影響を与えます。

            ガバナンスの視点からの対策

            企業が関連当事者取引を適切に管理し、透明性を確保するためには、以下のような対策が重要です。

            • 開示の徹底

             関連当事者取引に関する情報を適時適切に開示することが求められます。特に上場企業は、金融商品取引法やコーポレートガバナンスコードに基づき、関連当事者取引を詳細に報告する義務があります。投資家に対する透明性を確保し、企業の信頼性を高めるために、これらの情報開示は不可欠です。

            • 独立役員の監視

             独立した社外取締役や監査役が関連当事者取引を監視し、利益相反のリスクを低減する役割を果たします。独立した監視機関の設置も効果的です。

            • 内部統制の強化

             関連当事者取引を含む企業全体の内部統制システムを強化し、不正行為の発生を防止することが重要です。内部監査部門の強化や、定期的な監査の実施が推奨されます。

            • 第三者の評価

            大規模な関連当事者取引に関しては、第三者の評価を受け、公正な取引であることを証明することが推奨されます。独立した評価機関等による審査を経ることで、取引の透明性と公正性を担保します。

            まとめ

             関連当事者取引は、企業の経済活動において重要な役割を果たしますが、適切な管理が求められます。企業は、利益相反や不正行為のリスクを認識し、透明性を確保するための対策を講じる必要があります。これにより、投資家やステークホルダーの信頼を維持し、持続可能な経営を実現することができます。

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