お知らせ
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2025.09.30
不動産ファンドにおける匿名組合と不特法スキームの使い分け
匿名組合(TK)スキームの位置づけ 匿名組合は、営業者名義で取引を行い、出資者は対外的責任を負わない仕組みです。不動産ファンドでは、合同会社(GK)を営業者とした「GKTKスキーム」として広く使われ、証券化や倒産隔離の枠 […]
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2025.09.29
GKTKスキームにおける倒産隔離の実務
1. GKTKスキームとは 不動産証券化の分野では、合同会社(GK)を営業者とし、そのGKが匿名組合契約(TK)を締結する形が標準的に用いられます。いわゆる「GK-TKスキーム(GKTK)」です。この構造は、匿名組合の柔 […]
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2025.09.26
不動産ファンドにおけるスキーム選択 、GKTK・任意組合・LPSの比較
不動産証券化の実務では、合同会社(GK)を営業者とし、そのGKが匿名組合契約を締結する形(GKTKスキーム)が広く利用されています。 2. 任意組合型の不動産投資 不動産特定共同事業においては、民法上の任意組合を使うケー […]
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2025.09.25
投資事業有限責任組合と他のファンドスキーム比較、匿名組合・任意組合との違い
1. 法的根拠と制度の安定性 2. 契約形態と責任の範囲 スキーム 契約形態 責任範囲 LPS 多数当事者の一体契約 GP=無限責任/LP=有限責任 匿名組合 営業者と出資者の相対契約(集合体) 出資者は対外的責任なし […]
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2025.09.24
投資事業有限責任組合(LPS)契約の設計ポイント
利益分配のルール LPSでは、組合員の出資比率に応じて損益を配分するのが原則です。ただし実務上は、 業務執行と報告義務 組合期間の設定 損益の認識と課税対応 解散・清算条項 まとめ
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2025.09.22
投資事業有限責任組合(LPS)の税務 、パススルー課税の仕組みと実務上の注意点
LPSに適用される課税方式 LPSは、匿名組合や任意組合と同様にパススルー課税(構成員課税)の仕組みが採用されています。つまり、LPS自体に法人税は課されず、組合で生じた損益は各組合員に直接帰属します。これにより、二重課 […]
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2025.09.19
投資事業有限責任組合におけるGP/LPの役割とリスク管理
1. GPとLPの基本的立場 LPSは「有限責任組合員(LP)」と「無限責任組合員(GP)」で構成されます。 この二層構造が、投資家保護と運営者の責任集中を両立させています。 2. GPの責務とリスク 3. LPの立場と […]
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2025.09.18
投資事業有限責任組合(LPS)の仕組みと実務上の特徴
LPSとは何か 投資事業有限責任組合(Limited Partnership for Investment:LPS)は、投資事業有限責任組合法に基づく制度型の組合です。ベンチャー投資やプライベート・エクイティなど、成長企 […]
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2025.09.17
匿名組合FAQ 実務で頻出する疑問と回答
Q1. 匿名組合とは何ですか? 商法第535条に基づく契約形態で、出資者(匿名組合員)が営業者に出資し、その営業から生じた利益を分配するものです。取引は営業者の名義で行われ、出資者は対外的に責任を負いません。 Q2. 民 […]
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2025.09.16
匿名組合の典型的相談事例と実務対応
事例1・親子会社間での匿名組合契約 相談内容「親会社と子会社の1対1の契約で匿名組合を組成する場合、第二種金融商品取引業の登録は不要ですか?」 解説この誤解は過去によく見られました。証券取引法時代の「49名ルール」の発想 […]

